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伊達軍 (伊達政宗・片倉小十郎) 武田軍 (武田信玄・真田幸村・猿飛佐助) 前田家 (前田慶次・前田利家・まつ) 織田軍 (織田信長・濃姫・森蘭丸) 豊臣軍 (豊臣秀吉・竹中半兵衛) 明智軍 (明智光秀) 上杉軍 (上杉謙信・かすが・直江兼続) 長曾我部軍 (長曾我部元親) 毛利軍 (毛利元就) 島津軍 (島津義弘) ザビー教 (ザビー) 一揆衆 (いつき) 二天一流 (宮本武蔵) 浅井軍 (浅井長政・お市) 徳川軍 (徳川家康・本多忠勝) 今川軍 (今川義元) 北条軍 (北条氏政・風魔小太郎) 本願寺 (本願寺顕如) その他 ※詳細情報募集中↓※ 149 :名無し曰く、:2007/01/15(月) 00 37 08 ID 19gKcBC9 山崎で、1000人斬りしたときに明智軍がカマ声で 「今夜は帰りたくなぁ~いwwww」と言った時は吹いた。 316 :名無し曰く、:2007/02/02(金) 21 10 41 ID xb1oUaLB 山崎で1000人斬りしたけど「今夜は~」の台詞聞けなかったショボン 323 :名無し曰く、:2007/02/03(土) 09 31 50 ID F2zB97hF 316 「今夜は帰りたくなーいW」って台詞のこと? 確証はないが、アイテム白金切符装備で、500人斬りしたときに聞いたぞ。 ステージは、山崎じゃなくても聞けたから、どこでもいいのかも。 184 :名無し曰く、:2007/01/22(月) 11 19 44 ID m2K8EM6h 濃姫の敵時千人はいきなりみっちゃんみたいに笑い出して怖かった覚えがあるな やっぱり血筋なのか… 189 :名無し曰く、:2007/01/22(月) 20 21 38 ID 696JTOOJ 濃姫「ククク・・・アヒャヒャヒャヒャwwwwwwwwwwww」 たまに聴くと結構ビビるw 190 :名無し曰く、:2007/01/22(月) 20 34 52 ID rkZ2PtBO 189 それが 184にある濃姫で1000人斬りした時の台詞? 濃姫がバグッたのかとオモタw 550 :名無し曰く、:2007/03/16(金) 23 55 04 ID sfxux/DK 吹っ飛ばされた毛利の「ふわぁぁ」でいつも吹く。情けない。 71 名無し曰く、 sage 2007/09/08(土) 10 25 39 ID eQ1N6jBY 昨日初めてBASARA2プレイした。 伊達で北条氏政と戦ってる時の会話が全部好き。族のヘッドと頑固な爺さんって感じで 285 :名無し曰く、:2007/12/30(日) 20 17 58 ID etDZXN2F 大武闘会を長政でプレイ中に明智が出てきて 長政「ふはははは!」 明智「ふはははは!」 お前ら何共鳴してんだよwwってオモタ 603 :名無し曰く、:2007/03/26(月) 19 43 14 ID DaMZWC+v 利家の 「まつー腹減った」 「まつーメシおいてってくれー」 なんてあたりウザカワイイ 663 :名無し曰く、:2007/04/01(日) 12 23 52 ID 53GS5Ep1 なぁぁぐぁぁぁむぁぁぁずああぁぁ… 673 :名無し曰く、:2007/04/04(水) 16 00 54 ID PNO9CoQQ 佐助はよくお館様に「働いておるか」とか「働けぇい!」とか言われてて、 本人は「給料上げてよ」とか「働かせすぎでしょーが」とか言ってるズレが気になります・・ 687 :名無し曰く、:2007/04/07(土) 16 54 25 ID fQ83pJba 677 死んでくだされ…お館さま… に見えた お館さまの通常攻撃時の 裏返ってる感じの掛け声が好き なんか笑えるから 688 :名無し曰く、:2007/04/07(土) 17 03 14 ID LpZrCGsz 687 幸村謀反ktkr 690 :名無し曰く、:2007/04/07(土) 23 29 01 ID P04FVeWV 元就「邪魔だ、どけ」 モブ→「道を開けぃ!我等が大将のお通りよぉ!」 この連続は俺だけ? 691 :名無し曰く、:2007/04/08(日) 00 00 13 ID cgEtRMMK 690 オクラでは必ずそうなる 709 :名無し曰く、:2007/04/09(月) 23 39 20 ID r+hdUjDC どうでもいいが、瀬戸内海戦のBGM聴いていると、エヴァの『DECISIVE BATTLE』に聞こえてくる…。 726 :名無し曰く、:2007/04/13(金) 11 37 55 ID 4nGyYPCM 光秀の「快・感!」はいつ聞いても笑いが出る いつもわざと殺されては聞いている 830 :名無し曰く、:2007/05/04(金) 02 21 54 ID SU1kQn2w 自キャラが瀕死状態になったときの敵側での台詞 佐助「悪いな、これも仕事でね…死んでもらうよ」 かすが「それが貴様の限界だ…さっさと帰れ」 殺る気満々の闇属性となんだかんだで「帰れ」な光属性 忍同士なのにこうまで違うとか興味深い 833 :名無し曰く、:2007/05/05(土) 07 50 43 ID symcHuCH 「ザビー様!今日も相変わらずザビってますね!」 ↓ 略 ↓ 「ザビー様!今日も相変わらずハゲてますね!」 836 :名無し曰く、:2007/05/05(土) 22 04 39 ID symcHuCH 「い・つ・き・い・つ・き・い・つ・き!」 ↑ 京都けんか祭いつきでやったら聞けた。 870 :名無し曰く、:2007/05/15(火) 06 52 26 ID MC5hxujm 長篠銃撃戦だったと思うけど 慶次「おい、お館の人!幸村の教育マチガッテんぞゴルァ」 幸村「鉛の弾なんぞ気合で避けちゃる」 画面には銃弾と正面衝突している幸村・・・ 902 :名無し曰く、:2007/05/21(月) 09 13 43 ID YamgVnZc 近所の子供「俺も入信しよう………人生に疲れた」 ちょw 903 :名無し曰く、:2007/05/21(月) 13 27 40 ID hR0neF7K 若いのにカワイソ…しかもザビザビザビザビザビザビ…まで言っちゃてるよ… っつーか、そっちのほうが疲れると思うんだが… 904 :名無し曰く、:2007/05/21(月) 15 07 48 ID T9VKAQD0 入信!! 908 :名無し曰く、:2007/05/22(火) 00 12 44 ID IN38oLjV 台詞じゃないがストーリーモード明智最終章冒頭の光秀さまの笑い声はなんかくる 912 :名無し曰く、:2007/05/23(水) 14 15 50 ID DR3wJtQN 武田信玄とアニキの曲いいな。 とくに信玄は『この曲は信玄だろ!』的な、いかにも戦国時代みたいな曲が好きだ。 キャラの使い勝手がよければいいんだが…。 アニキは八破の『アニキ!アニキ!』がいいな。固有技で他の人が喋るのってアニキくらいだよ。 919 :名無し曰く、:2007/05/23(水) 23 33 07 ID uchav/FW 「謙信さまのまつたけは私が守る!」 吹いたw 922 :名無し曰く、:2007/05/24(木) 20 44 09 ID PjbwK8wv BASARAジョジョネタセリフ多数ワロタwww 家康、光秀、前田軍武将etc… 938 :名無し曰く、:2007/06/02(土) 04 54 08 ID Y/bsG8+G お館様操作時は部下二人に褒められてこちらの気分もよくなってイイ お見事、お見事でござるー! お館様が相手じゃちと気の毒だったな お館様若い!ってお世辞なんかきかねえか さすが大将!真田の旦那が惚れるわけだ うりゃああ!お館様に続けい! 行くぞ幸村!ついて参れ! はっ!四方の守り、ご安心を お館様にはむかおうなど、笑止千万! お館様、天も味方しましたぞ お館様、幸村がお供いたします うむっ! さて…大将さん、どう出る? 他にもありそうだがとりあえず書いてみた。 佐助は大将呼びのイメージが強いんだが意外にお館様って呼んでるんだなぁ…。 963 :名無し曰く、:2007/06/15(金) 12 06 16 ID BXD90ds+ 「我行く先に立ちはだかりし者は全て滅する!」 これの信長すげえ早口だよなw 984 :名無し曰く、:2007/06/23(土) 23 12 46 ID f+YfbbH2 982 信長の敦盛を一節づつ言うやつ好きだったなー 台本集を見ると2でも予定はあったらしいけどな… 佐助の「ったく、旦那の世話も楽じゃないねえ」って聞きたかった(´・ω・`) ところで次スレ立てるとしてテンプレとかどうするよ? 329 :名無し曰く、:2008/01/05(土) 18 46 44 ID xZ+rvZM2 「やばいだ、やばすぎるだ」は十万石まんじゅうのCM思い出す 357 :名無し曰く、:2008/01/08(火) 01 18 52 ID rpo4J/jI 敵兵「せっかくだから、俺は逃げるぜ」 半衛兵「躊躇いがないね、兵たちに見習わせたいよ」 とか言ってやがった 428 :名無し曰く、:2008/01/16(水) 22 26 35 ID HH/m79RJ サンデー毛利のセリフ全般ウケるな。「我が・・・名は・・・サンデー・・・」 「これが愛の力か・・・」うろ覚えだが。 生真面目で友達いなさそうだから新興宗教にはまっちゃったんだろうな。 436 :名無し曰く、:2008/01/18(金) 01 24 04 ID G3amvozg 元親吹き飛ばした時に「馬鹿なっ…」て言うのが毎回笑ってしまうw あと、佐助倒した時の「嘘だろォー?!」もww 451 :名無し曰く、:2008/01/18(金) 20 02 14 ID Jd/ZS1J4 蘭丸で光秀ボスのステージやったら案の定キレんのな 大人げねえwwだがそれがいい 487 :名無し曰く、:2008/01/22(火) 01 05 24 ID 3Byw9qj2 台詞じゃないけど、固有技名が好きだな。 まつの「古流 天の星雲」とか、濃姫の「秋津の渡り」とか。 半兵衛の音楽用語や、かすがの光をイメージする技名も好きだ。 中でもお市の技名が好きだ。 固有技名は言葉の響きが独特で 面白いものが多いと思う。 492 :名無し曰く、:2008/01/22(火) 15 43 35 ID g4L2JbyH 487 半兵衛って音楽用語なの? 単に「~に」という形で固定してるだけかと思った。 BASARAは確かに技名が独特だよな。 信長の「疾走スル狂気」とかそれが技名かよっ!とか思ったwww 493 :名無し曰く、:2008/01/22(火) 16 49 04 ID 4X2GuPlu ザビーの「突撃あれ」がいちばんバカな技名かもしれないw 494 :名無し曰く、:2008/01/22(火) 16 51 04 ID 1QGkb8mR 492 「闇に包まれて」とかもあったか 495 :名無し曰く、:2008/01/22(火) 18 20 40 ID S2pyPqHD 「命絶えるように」 499 :名無し曰く、:2008/01/22(火) 21 19 54 ID PbnsAqI5 492豊臣まとめから持ってきた ささやくように・・・mormorando(モルモランド) 華やかに・・・brillant(ブリランテ) 甘く柔らかに・・・dolce(ドルチェ) 命絶えるように・・・morendo(モレンド) 怒りを込めて・・・zornig(ツォルニヒ) 闇に包まれて(闇に包まれた,神秘な,ひそかな)・・・tenebroso(テネブローソ) 500 :名無し曰く、:2008/01/22(火) 21 31 42 ID XzMjHEki 音楽用語ってなかなかオサレだな 501 :名無し曰く、:2008/01/22(火) 22 04 34 ID nGY62Dom 台詞というかドライブ発動時の 武田「甲斐の軍神!」 いつき「ぶっとばす!」 本願寺「黄金伝説!」 今川「ぼえ~~」 が好き バサラ発動時の 竹中「この先には…僕の夢がある!」 毛利「からすきの星よ我が紋よ!」 も好き 522 :名無し曰く、:2008/01/23(水) 03 44 10 ID vneLROfW 501 毛利のバサラ時の台詞はドライブ発動の「一閃!(漢字ウロ)」に合わせると家紋になるんだよな 初めて聞いたときは痺れた・・・
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声劇BASARAの告知とかあれとかする用のウィキ。 ウィキに参加しないと参加者向けページは見れません。 声劇参加予定者は、まずは参加手順をどうぞ。 参加前のご意見などは→ココへ 意見・要望 ❐企画者 BLOG 【第六天魔王みみろくの耳たぶ】 http //ameblo.jp/sikidisney/entry-11101279358.html ❑企画者 コミュニティ 【光秀ぇ、今夜一緒に本能寺で一杯どうだぁい?】 http //com.nicovideo.jp/community/co534891 とりあえず作ってみた。 - 猫の人 2011-12-08 23 50 28 いちお、RESテスト - 猫の人 2011-12-08 23 50 43 作成乙です! - 濃姫的な人 2011-12-11 05 15 22 ありがとうです! - 猫の人 2011-12-14 23 12 12 名前
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舞台「戦国BASARA3」 2011年10月14日~10月16日 イオン化粧品シアターBRAVA! 2011年10月23日~10月30日 東京ドームシティ シアターGロッソ 【出演者】 武将 徳川家康:広瀬友祐 石田三成:中村誠治郎 伊達政宗:久保田悠来 真田幸村:細貝圭 長曾我部元親:戸谷公人 毛利元就:小谷嘉一 黒田官兵衛:白川裕二郎 小早川秀秋:宮下雄也 大谷吉継:村田雅和 片倉小十郎:吉田友一 猿飛佐助:村田洋二郎 天海:谷口賢志 雑賀孫市:山崎真実 鶴姫:川村ゆきえ アンサンブル 今井靖彦 高橋光 金田進一 遠藤誠 白崎誠也 翁長卓 佐久間祐人 八巻正明 竹内諒太 一内侑 平野雅史 永島真之介 石井寛人 音野暁 梅澤良太 山本常文 村瀬啓佑 為房大輔 【スタッフ】 構成・演出・振付:西田大輔 原作:CAPCOM(「戦国BASARA」シリーズ) 原作監修:小林裕幸(CAPCOM)、山本真(CAPCPM) 演出助手:佐久間祐人(AND ENDLESS)、中川えりか(AND ENDLESS)、梅澤良太 舞台監督:粟飯原和弘(サードセンス) 照明:大波多秀起(デイライト) 音響:前田規寛(M.S.W.) 音響オペレーター:上妻圭志(S.S.E.D.) 音響効果:岩崎大輔(AND ENDLESS)、渡部和博 映像:奥秀太郎 舞台美術:角田知穂 衣裳・武器製作:渡邊礼子(アーク・プロジェクト)、西川起矢(アーク・プロジェクト) 武器製作:ジャンジャックアートスタジオ、AND ENDLESS アクション協力:ジャパンアクションエンタープライズ、AND ENDLESS ヘアイメイク:木村美和子(エレファントチョップ)、車谷結(エレファントチョップ)、福田純子(エレファントチョップ) 楽曲提供:T.M.Revolution 石川智晶 パンフレット制作:清水みちる(礼泉堂) スチール:渡辺慎一、清水みちる(礼泉堂) Web制作:まめなり 撮影:カラーズイマジネーション 制作進行:榊陽介、徳秀樹 制作補佐:北村かずや、石井修司 協力:アガペー アニメイト京橋 アニメイト日本橋 アミューズ AND ENDLESS エピックレコードジャパン MSエンタテイメント 山宝産業 GMBプロダクション GPR ジャパンアクションエンタープライズ ジョリー・ロジャー センスアップ SOS Entertainments 10-PONT 2年3組 日本旅行 俳優座劇場 bamboo bpm flying DOG メディアワークス ロヲタス よしもとクリエイティブ・エージェンシー Vithmic 石元俊二 川田愛子 新妻佑子 森田智子 プロデューサー:三角大、下浦貴敬 制作:Office ENDLESS 主催:ダイス
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https //ja.wikipedia.org/wiki/週末Not_yet https //48pedia.org/週末Not_yet
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BASARA2Heroes/BGM
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パルエ暦628年 この年に発生したシルクダット会戦により、南北戦争は新たな局面を迎えていた。飛行場を撃破するべく送り込まれた帝国戦艦群。第二期に栄華を欲しいままに手にしてきた戦艦達は、連邦軍やメルパゼル軍の航空機に良いようにカモにされ、呆気なく沈んでいった。 戦争の主役は戦艦から航空機に移り変わり、その流れに一歩遅れてしまった帝国は、先進的なドクトリンを持った連邦軍に大敗を期す。シルクダットでの一連の戦いを総称し、『シルクダットを巡る戦い』と後世の歴史家に言われた歴史の転換点。 このシルクダット会戦で戦略的敗北をきした帝国に、もはやカノッサ割譲地を維持することは不可能だった。 そう、帝国軍はジリジリとカノッサ割譲地から追い出されていたのだ。 ◇◆◇◆◇◆◇◆ ──南北戦争は終わった。 パルエ暦628年3月24日 爆炎が雲の波間を汚し、船体が破断する。一万トンを超える鉄塊が唸りを上げて空から剥がれ落ち、破砕口から炎を芽吹かせ、真っ白な雪の上へ。 吐き出される乗組員は、不幸にも落下傘をつけている時間はなかった。ある者は炎に抱かれ、またある者は鉄塊に押し潰され、苦しみを味わいながら真っ白な雪の上へ。 それはクランダルト帝国空軍のガリアグル級軽巡空艦だった。今では淡い鉄塊となって沈んでいくが、携えた連装長砲身が最新後期型である事を意味している。 「また味方が……」 味方が1隻沈むという危機的状況にありながらも、私は隊長として戦闘を続けた。愛機のシュピンネ高速戦闘機も警告音を放って私に危機を知らせてくれる。 シュピンネ高速戦闘機は、帝国軍が待ち望んでいた量産型高速戦闘機だ。遺伝子改良により連邦軍のギズレッツァと対等に渡り合う速力を手に入れた本機は、この時期になってやっとまともに渡り合える。 シュピンネはギズレッツァに追い縋ろうとする生体機の意地を見せつけたが、あまりに登場が遅すぎた。投入され始めた再開戦時、いまだに主力はグランバールという有様では逐次投入に過ぎない。 やっと集中投入されたシルクダット戦役では、連邦軍は更なる新型機を投入し、案の定帝国は負けそうだ。そして今、ジリジリとカノッサ割譲地から追い出されようとしている。 帝国軍が反攻を企てても、今こうして連邦軍の航空機部隊にいいようにあしらわれるだけだ。今もほら、私の後ろにギズレッツァが食らい付いている。 「くそっ……! 速度を落としても前に出てこない……!」 私が乗るのは、そんなシュピンネ高速戦闘機を改良した代物だ。艦上戦闘機としてのサイズはそのままに、主翼の可変機構による空力確保、機銃を30mm機関砲を2門に変更した。 その名も「シュピンネⅡ型」、皆は愛称を込めて「シュピンネ ル 」と呼び名を変えて区別している。 さてシュピンネには前方と後方に警戒用生体波探信儀が搭載されている。前方は捜索用、後方はドッグファイト時の警戒用である。後方に取りつかれると警告音が鳴り響き、パイロットに警告を促すのだ。 しかしもう何度この音を聞いた事か。アドレナリンが噴き出す戦場に、こんなちゃちな警告音など気にする余裕すらない。ずっと鳴り続けているのでは?と勘違いする。 途端、後方にへばり付いていた敵のギズレッツァが爆ぜた。2機のシュピンネがギズレッツァがいた場所を通り過ぎ、私の隣を飛行する。 『隊長、大丈夫ですか?』 「まだ問題ない! それより二人とも俺と来い、中攻を落とすぞ!」 既に自分の小隊は、残す彼らが奮戦しているのみ。もはや隊の意味を成していないが、味方を煽らずして何が隊長か。 私は編隊を組み直し、列機を引き連れて急降下する。薄い雲を私が駆るシュピンネの主翼が撫で、雲が繭のように惹かれていく。 糸を垂らして釣り上げるは、連邦軍ドラヴィア中型攻撃機。全長二十メルト、全幅二十五メルトのただでさえ大きい機体に2発の空雷を搭載し、攻撃体制に入る。 巨大で鈍足だが、装甲が分厚く防護機銃も多数装備しているバケモノだ。ならば…… 私の眼前、雪原がぐんぐん迫ってくる。いくつもの千切れ雲を抜け、まっしぐらに情報からドラヴィアの鼻先を目指す。 巨大な機影が遮風板の向こういっぱいに広がる。機体上面に据えられた対空砲火が、シュピンネルに気付く。瞬間の刹那、4機編隊による濃密な集中砲火が吹き上がる。 燃え盛る弾丸の嵐。シュピンネルは臆する事なく敵の砲火に飛び込んでいく。そして、距離400メルトに差し掛かったその瞬間にトリガーを引いた。 30mmを放たれたドラヴィアの操縦席が、爆砕する。 他の2機も、列機の頭部を狙った攻撃によりぐらりと揺れた。どれだけ豊富な武装に身を固めようが、防弾性能に優れていようが、頭を撃ち抜かれてはなすすべがない。 部隊が全滅した残りのドラヴィアは尻尾を巻くように旋回し、味方艦隊への攻撃コースから撤退した。 『ペストリア小隊へ、艦隊司令は撤退を決断した。母艦へ帰投されたし』 「いやまだだ、まだ耐えられる」 今更撤退したって、体制が立て直せるはずがない。ならばこの作戦の目的である飛行場攻撃を強行した方がよっぽどいい。 『これは命令だ。帰投せよ』 「くっ……」 しかし上官からの命令である以上、従わないわけにはいかない。 『……俺だって悔しいさ』 後に続く言葉は何のフォローにもなっていなかった。 「小隊各機……帰投するぞ」 私は列機を率いて母艦のレウラグル級航空母艦へと進路を変える。艦隊も撤退に入った。進路をゆったりと変え、南の方向へと転舵していく。旗艦であるグレーヒェン級戦艦も敗走の姿をしており、それでも艦隊を保っている。 味方シュピンネルも撤退命令に従い帰投していくが、それをギズレッツァが追いかける。直線距離ではギズレッツァの方が圧倒的に速力が高い。いくつかのシュピンネルは不利と悟って強制ブーストで距離を離そうとする。 「簡単には逃してくれないか……」 私はここで一つの決断を下すしかなかった。 「全機、私が殿になる。先に母艦へ帰れ」 『了解です、ご武運を』 私だけさらに加速、別方向へ向かうとその先にはシュピンネルを追いかけるギズレッツァの編隊。獲物にのみ集中しているギズレッツァに向け、不意打ちの一撃を喰らわせる。 機首に集中配置された30mm機関砲は、圧倒的な火力を放つことが可能だ。2機のギズレッツァの右横っ腹に向に機関銃が突き刺さり、爆散する。 味方がやられた時点でもう1機は回避軌道に移る。急な不意打ちにも混乱しないのは、流石にこちらよりも練度が高い。 そのままギズレッツァの横を過ぎていき、すぐさま右へ旋回して格闘戦に入る。相手も咄嗟に右へ旋回したため、旋回戦だ。 しかし格闘性能ではシュピンネルの方が素早い。すぐさま機体後方に追い縋ると、機首からの弾幕で機体後部の浮遊機関用バッテリーを撃ち抜く。 バッテリーのショートで青い光が轟き、閃光と共にギズレッツァの浮遊機関が爆ぜる。浮力を失ったギズレッツァは錐揉みしながら墜落していく。 「次……!」 味方が撤退するまでの間、なるべく多くの敵機を引きつける必要がある。殿とはそういうものだ。 別のシュピンネルを追いかける3機のギズレッツァ隊が居る。今度はその上方から襲いかかり、2機のギズレッツァへ弾丸を大剣のように振りかざし、一撃の元に粉砕する。 間髪入れず、機体をコントロールして隣のもう一機を食おうとするも、直前で回避された。私はそのままギズレッツァの下方へ過ぎ去っていき、再び上昇に転じる。 周りを見てみると、ギズレッツァを含めた敵機は戦果は十分と見たのか、撤退行動に移り始めた。随分となめられたものだと悔しさが滲み出る。 「!?」 その刹那、私はラダーを操作して機体を横滑りさせる。上方から何か鋭い牙が振りかざされたかと思うと、先ほどまで私がいた場所を機銃弾が過ぎ去っていく。 危機的な不意打ちだった。不意打ちを仕掛けた相手は太陽を背にすれ違い、下方へすり抜けていく。その一瞬の間、私はかの機体のエンブレムを見ることができた。 頭巾の魔女マーク。 あんな洒落たマークを付けられる機体は、隊長格でなければ他ならない。私は強い危機感を覚えた。 しかし機体はシュピンネルの巨大な主翼に隠れて見えなくなる。私は機体を水平方向に戻し、加速して速度を取り戻しながら下方を捜索する。 「どこへ行った……?」 その瞬間、シュピンネル特有の後方警告音。 ──後ろの積乱雲だ! 私が機体を翻すと、その後ろをアーキリアム機関砲の弾丸が過ぎていく。ギズレッツァから放たれた20mm4門の弾丸は、シュピンネルの30mmよりも安定した火力を叩き出す。 何発が被弾し、シュピンネルから大量の出血が強いられる。 私は後方を確認した。私の後ろに広がる巨大な縦長の雲。それを駆使して隠れながら進み、飛び出してきた手慣れのギズレッツァが私の後方にピッタリと。 「着いてこい……!」 私は急旋回を仕掛け、なんとかギズレッツァを格闘線に誘い込む。青い静寂の彼方、シュピンネルの飛行機雲が両端から糸を引く。 しかしギズレッツァは挑発に乗らない。こちらの意図を嘲笑うかのように、一直線に距離を離した。 手慣れのギズレッツァは自機が格闘戦を苦手としていることを知っている。 厳密に言えば、ギズレッツァは時速が400kmを超えたあたりから格闘性能が上がるのだが、シュピンネルの格闘性能はそれのさらに上をいく。 それだけでなく、シュピンネルは低速での旋回戦も得意だった。とにかくギズレッツァはシュピンネルと格闘戦を避けるよう、手慣れであればあるほど訓練されている。 ギズレッツァが遠くで旋回し、私をロックオンする。私が旋回する頃には、再びギズレッツァが上方からの攻撃を仕掛けてきた。 「くそっ!」 悪態をつく。機銃弾をバレルロールで回避すると、一直線にすれ違ったギズレッツァは見惚れるほどの宙返りをし、こちらの後方についてきた 後方1レウコ程、速度はお互い420kmを超えている。重力加速が付いたギズレッツァは無敵だ。パルエにおける高速でのドッグファイト、直線距離ではギズレッツァに対して不利である。 「なら……!」 私は強制ブーストをシュピンネルに振り掛け、最高時速で手頃な分厚い雲へと突っ込んでいった。間髪いれず、ギズレッツァが追尾してくる。浮遊機関の唸りと共に、後方へ光の筋を弾きながら。 見た目より分厚い雲だった。緩降下しながら高度計に目を配る。現在高度2500、まだ雲を抜けない。暗い雲の粒子が風防を叩くが、私は気にせず突き進む。いまだギズレッツァの光の筋が見える限り。 「引っかかったな」 確信すると同時に雲を抜けた。 眼下にいきなり、青空と白銀の雪原が広がる。私はそれを確認するとシュピンネルを翻し、主翼の可変機構を操作しながら横方向へスライドした。まるで車がドリフトし、一回転するかのような機動。その半円の最中にギズレッツァが雲から飛び出し、私の罠にハマる。 後ろを取った。こうなればこちらのターンだ。私は機関砲の残弾など気にせず撃ちまくり、ギズレッツァに弾幕を浴びせる。 しかし当たらない。シュピンネルの30mm機関砲2門は十分な火力を叩き出すが、弾道特性が悪い為ギリギリまで接近しなければ一撃足り得ない。速度が速すぎるこの状況下では、尻尾を取ってもギズレッツァを落とせない。ならば直線距離で引き離される前にと、私は強制ブーストを仕掛けた。 しかし、ギズレッツァはそれを見計らったかのようにバレルロール。そのまま背面逆落としの体勢で急降下をし始めた。私もそれに着いていく。高度計の示度がみるみる下がっていく。巨大な主翼が撓み、皺が寄る。機体の空力で再び飛びあがろうとしているのを必死に抑える。 時速がみるみる上がっていく。降下するごとに速度計が振り切れそうであった。未だパルエ人が見たことのない戦闘速度まで、あと少しで手が届きそうだ。 しかし。 私はここでハッとした。その刹那、機体の座席が大きな振動に包まれる。 シュピンネルを含め、帝国由来の生体機は基本 生きている 。機体の各所に血液が循環し、装甲さえあるもののその中身は肉塊そのものだ。鉄の塊より軽く格闘性能に優れるものの、その分生物故の機体強度の限界が存在する。つまり、ここまで急降下すれば強度でジェラルミン製のギズレッツァに負ける。 ──機体が空中分解するぞ! その危機を、シュピンネは本能的な警告で私に伝えてきたのだ。私はそれを悟った瞬間、機体が空中分解するギリギリの速度と旋回Gに耐えながら急上昇した。 「くそっ!!」 悪態をつく。その証拠にチキンレースに負けたシュピンネル目掛け、後方からギズレッツァが追いかけてくる。 再び攻守逆転、このままではまずいと思った私は主翼を大きく広げてブレーキとしつつ、下方へ広がる峡谷へと飛び込んでいった。 空から、未だ死にかけの帝国艦の残骸が降ってくる。味方は逃げられただろうか? 艦隊は無事だろうか? 考えている暇はなかった。 私はそのまま峡谷へと突入する。 ゆったりと降ってくる残骸を避けながら、両端の空間が縮まっていく。 狭い空間にわざと飛び込んだ私に向け、ギズレッツァの20mmが振りかざされる。後ろを振り返る時間はない。そのまま峡谷の複雑な地形をすり抜け、なるべく狭い場所を通っていく。 先程の急降下よりも危機的な峡谷飛行。 さも当たり前であるかのように、2機はこなしていく。 機体を見れば、さらなる出血で翼が血に汚れていた。 右に狭い道が見える。岩肌に阻まれ、洞窟のような穴の先にまた峡谷が広がっている。道が分かれているのだ。 私はより狭い方向へ向かっていく。ギズレッツァは無理と判断したのか隣の方向へ向かった。 穴を抜けた先、お互いの道が隣り合わせで並ぶ。 隣り合わせで飛ぶギズレッツァとシュピンネル。 ギズレッツァのパイロットの顔が見える距離、私は奴を睨んだ。 『南北戦争は終わった』 敵から通信を受ける。 『もう戦わなくていい』 敵からの慰めのような挑発は、私への効果はない。 「俺は戦うことしか知らない」 狭い空間が、いきなり晴れ渡った。 岩肌の間に出てきた、湖だ。 湖畔の煌めきが太陽を反射し、輝きが静寂の戦いの時を止めた。 私はそれを見た瞬間、シュピンネルの主翼を広げる。湖を切り裂くように、再びドリフトを仕掛ける。水が立ち上り、跳ねた水飛沫が壁を作って目をくらます。 ギズレッツァはこちらの意図を読んだのか、目眩しから逃れるように上へ逃げ去った。それを確認した私は、強制ブーストを掛けて追いかける。 ギズレッツァは失速していた。慌てて機首上げをすれば、揚力が生まれず失速してしまうのは目に見えている。が、あの水飛沫がその判断を鈍らせた。 照準器いっぱいにギズレッツァが映る。 引き金を引く。 しかし、弾が出なかった。 残弾はとっくにゼロだったのだ。 「終わったか……」 しかし私は満足していた。シュピンネルがギズレッツァをすり抜け、遥か上空へと逃げ去っていく。しかし、そこで機体の限界が尽き、揚力を失った。血を失って死んだのだ。 後方を見れば、失速したギズレッツァがゆっくりと水面に落ちていった。あの落下速度なら、もしかしたらパイロットは生きているかもしれない。 私のシュピンネルはゆったりと、湖面に吸い込まれるように高度を下げていく。水面が、死んだはずのシュピンネルを優しく受け止めてくれた。 ◇◆◇◆◇◆◇◆ 岸に上がった私は、先ずギズレッツァのパイロットを探した。油断はできない。私は武器を持ち、生きていた生体無線機を背負って岸へ上がった。 結論から言えば、パイロットを見つけることはできなかった。ギズレッツァの機体を見れば死体は影も形もなく、どこかへ逃げ去ったと考えた。 機体には挑発的なメッセージが書かれていた。 『戦いしか知らぬ狂花よ、貴様が枯れるのはいつになるやら?』 狂花、私の狂気的な戦闘意欲を見て北半球の神話に準えたのだろう。狂花を嗅いだ戦士は、その闘争意欲を掻き立てられ麻薬のように戦いを続けると。勉強したことがあるので知っていた。 私は浜辺で焚き火を焚きつつ、体を温め考えた。 自分のような、軍にしか、戦うことしか知らずに育った人間は狂った戦士ではなく狂花そのものではないか。 しかしそれの何が悪い。 せめてこの南北戦争が終わるまでの間は生き残ってやる。若い仲間を多数生き残らせ、敵には最大限の損害を与えて生き残る。簡単なことだ。 『ペストリアリーダー、ペストリアリーダー、聞こえますか?』 生きていた無線機から声がする。峡谷を抜け、跳ね返る音とともにキストラの生体音が鳴り響く。救助がやってきたのだ。 「まだ戦争は終わっていない」
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時は戦国。 長きに渡る戦乱の世は、さらに混迷の色を増していた。 跡取りの男子を得ぬまま戦に散ってゆく武将が数多く出現し、 そしてその跡を継いだのは例外なく、彼らの娘達だった。 …そんなこんなで、全国各地の武将の半数が若い娘だという けしからん時代になったのだった。 そんな時代の奥州。 泣く子も黙る奥州筆頭・伊達政宗は米沢城の縁側でくつろいでいた。 「あー…やっぱりずんだ餅は日の本で一番デリシャスだぜ…」 茶をすすりながら呟くその声は若い娘のものだ。 戦中でもないのに弦月の兜を目深に被り、 蒼い陣羽織と武者鎧に包まれたその身体は、若い娘らしくたおやかなのか どうしても羽織や鎧に「着られている」感じが否めない。 そのうえ湯飲みを握る手のひらに至るまで黒い革手袋と手甲に覆われ、 その身体で唯一外気に触れているのは顔の左半分だけという有様だった。 「それにしても退屈だな…どっか攻めて来ねぇかなー」 「何を物騒な事を仰られます。」 政宗の独り言に答えたのは、彼女の腹心で、兄的存在でもある片倉小十郎である。 政宗が幼い頃から四六時中鎧を着て生活するように躾たのは、この小十郎だ。 幼くして亡き父親の跡目を継いだ隻眼の姫の毎日は、常に命の危険と背中合わせだった。 小十郎は守り役である自らの命に変えても幼い主君を守る覚悟だったが、 万が一の不測の事態に備えて政宗にこのような防備をさせ、 自ら剣術を教え込む事でその命を危険から遠ざけて来たのだが、 それは同時に政宗から娘らしい幸せを決定的に奪ってしまう事となっていた。 「政宗様。生け花の先生がいらっしゃいましたよ。」 「HA!やだね。そんなのやりたくねー。」 「お嫁に行かれた先で恥をかきますぞ。」 「…こんな片目で、四六時中鎧着てて 腰に六本も刀差してる女を誰が貰うってんだよ!FUCK!!」 桜色の唇をつんと尖らせてそっぽを向く政宗に、 小十郎は尚も辛抱強く語りかける。 「この小十郎が貰って差し上げます。ですからお稽古に行って下さい。」 「ぜっってーヤダ!!面白くねぇ。遠乗り行ってくる!」 「お待ちなさい政宗様!生け花の先生はどうなさいます!」 「お前が稽古すればいいだろ! そんで誰かの嫁にしてもらえー!じゃあな!」 「政宗様!」 政宗はひらりと愛馬に跨がると、風のような速さで逃げ去った。 残された小十郎はただ溜め息をつくのだった。 まだ赤子の頃から見守り続けて来た 娘のように妹のように大切な主君。 しかし時代は、彼女に少女らしい幸せを味わう事など 許してはくれないのだ。 その頃の甲斐では… 「ぅおやかたさばあぁぁぁぁぁぁ!!」 素肌に赤いジャケット1枚を羽織っただけの少女が、 豊満な胸を揺らしながら槍の習練を積んでいたのだった…。 二人の少女が出会うのは、もう少し先のお話。 (つづく) おなごBASARA 前編
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舞台「戦国BASARA2」 2012年5月10日~5月15日 ル・テアトル銀座 2012年5月19日~5月20日 イオン化粧品シアターBRAVA! 2012年6月2日~6月3日 中日劇場 【出演者】 武将 前田慶次:伊阪達也 竹中半兵衛:崎本大海 豊臣秀吉:小田井涼平 伊達政宗:久保田悠来 真田幸村:細貝圭 片倉小十郎:吉田友一 猿飛佐助:村田洋二郎 徳川家康:広瀬友祐 石田三成:中村誠治郎 武田信玄:中村憲刀 上杉謙信:AKIRA かすが:知念沙也樺 前田利家:真佐夫 まつ:別府あゆみ アンサンブル 高橋光 翁長卓 金田進一 白井雅士 遠藤誠 白崎誠也 佐久間祐人 八巻正明 竹内諒太 一内侑 平野雅史 石井寛人 梅澤良太 山本常文 桑田裕介 澤田拓郎 本間健大 為房大輔 【スタッフ】 構成・演出・振付:西田大輔 原作:CAPCOM(「戦国BASARA」シリーズ) 原作監修:小林裕幸(CAPCOM)、山本真(CAPCPM) 演出助手:佐久間祐人(AND ENDLESS)、中川えりか(AND ENDLESS)、梅澤良太 振付協力:高橋光(JAE)、松尾耕(MKMDC) 舞台監督:清水スミカ、深見信生 舞台監督助手:保坂康幸 舞台美術:角田知穂 大道具:俳優座 照明:大波多秀起(デイライト) 照明オペレーター:成瀬徹 照明助手:天野もも、石川由美子 音響:前田規寛(M.S.W.) 音響助手:上妻圭志(S.S.E.D.)、岩崎大輔、太田智子、水木さやか 映像:奥秀太郎(NEGA) 衣裳:渡邊礼子(アーク・プロジェクト)、エレファントチョップ、Office ENDLESS 衣装助手:青柳佳寿美、村澤はるな ヘアイメイク:木村美和子(エレファントチョップ)、車谷結(エレファントチョップ)、三根英世(エレファントチョップ) 小道具:Office ENDLESS フィジカルアドバイザー:木村鉄哉(スポーツプログラムス) 楽曲提供:abingdon boys school、伴都美子、石川智晶 グッズデザイン制作:齋藤暁郎、清水みちる(礼泉堂)、原口貴史(礼泉堂) スチール:渡辺慎一 VTR収録:カラーズイマジネーション Web制作:まめなり 制作協力:山宝産業 ラインプロデューサー:榊陽介(ダイス)、徳秀樹(ダイス) 制作担当:北村かずや(ダイス) 制作進行:長澤一儀(ダイス)、中里史絵(ダイス)、東川清文(ダイス) 協力:アートレイン アガペー AND ENDLESS エイベックスエンタテイメント EPICレコードジャパン MSエンタテイメント オフィスASOBO 劇団ZTON 思誠館道場 GMBプロダクション GPR ジャパンアクションエンタープライズ スタービートエンターテイメント スペースクラフト センスアップ たむらプロ bamboo ビクターエンタテインメント フライングドッグ プロダクション尾木 マーズトップ メインキャスト ライブビューインジャパン LOTUS 新妻佑子 藤田優衣 村瀬啓佑 制作:Office ENDLESS、ダイス プロデューサー:三角大、下浦貴敬 共催:JTB法人東京、MBS毎日放送 主催:ダイス、中日劇場
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「………っ、もう、無理…小十郎っ、やって」 「今日はご自分でなさるように申したはずですが?」 「…、やだ、できない…」 その部屋には、二つの人影。身を寄せるようにして大きい方の影が、小さい方の影に後ろから被さる。 声色から顔を歪めているのであろう片方に、もう一方は溜息を吐いてわらった。 「まったく。仕方のないお方だ」 「ひゃっ…小十郎!余計なとこまで触んなよ、くすぐったい」 「そう言われましても、触れないとできますまい」 「ん…わかったから…もう、早く」 「では、いれますぞ。…そんなに力まずとも平気です。力を抜いて」 「や、やっぱりちょっと待った!…っ怖い」 「初めてではないでしょう?……大丈夫、優しくしますよ」 耳元で低い声が、優しく囁く。 「ぅっ…ん、や、ぁぁあっ!」 つぷ、と先端が穴を押し広げ、体を自分のものでない異物が貫いた。 「…っ!ぅっ…、いっ…た、」 小さく上がる呻き声に、具合を問い掛ける声が返る。 「まだ痛みますか?」 「や…痛い、」 「…傷の手当てなどでは音を上げないのに」 「っ…あれは我慢、してんだよ。ん、小十郎っ…もういい、一気に全部……焦らすなよ、」 やめろといったり、いれろと強請ったり。 相変わらずの無茶振りに苦笑いしつつ、半ば無理矢理モノを最後まで押し込んだ。 「ぅ、あ、……も、全部、入ったか…?」 「奥まで入りましたぞ」 「ん…ぅ、やっぱり痛い…。早く、もっとよくなればいいのに」 「慣れるまではまだしばらくかかりましょうな」 「俺だけ、痛くて、お前だけ平気なのが気に食わねえ」 痛みに息を詰まらせたせいか、肩が揺れる。だがその割に聞こえてくるのは減らず口を叩く声だった。 「そう言われましても。よくなるまで、小十郎が面倒を見て差し上げますよ」 「それは当たり前――んぁっ!ちょ、急に動かすなっ…!」 言い掛けた言葉を言い切れぬまま、鈍い痛みとぞわりとした感覚に、身体が跳ねる。 大きい影が前後に動くのが映った。 思春期BASARA2
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西の空に茜色の雲がたなびき、 釣瓶落としの秋の陽が山の端に触れようとしていた。 政宗は池の縁から腰を上げると、軽く伸びをする。 「さーてと。…叱られに帰るか。」 そう長い時間をぼんやりとしていた訳ではないが、 城を出た時刻が遅かったのだろう。 薄暗闇が少しずつその色を濃くしている。「帰りが遅い」と 小十郎に叱られる内容をもうひとつ増やす事も無いだろうと、 政宗は兜の緒を締め、馬に跨がった。 馬を速歩で歩ませながら来た道を引き返していると、 軽快な蹄の音に聞き慣れない音が混ざっている事に気付く。 手綱を引いて馬の脚を止めると。僅かながら、その音が鮮明になった。 獣の鳴き声に似ているが、どうも人間の… それも男女の諍う声のようだ。 ふと、いつかの朝議で従兄弟の成実から聞いた話を思い出す。 成実の言っていた、流れ者の野盗共が住み着いている森というのは 確かこの辺りの事ではなかったか。 例えそうでも、そうでなかったとしても、 この場をそのまま通り過ぎるという選択肢を政宗は持たない。 馬から降りると、そのまま声のする方向に歩み寄った。 おなごBASARA 続②2